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楽天モバイルの顧客獲得スピードは楽天カードを上回る、プラチナバンド開始

2024年6月28日15:08

楽天モバイルは、2024年6月27日に5G(Sub6)基地局のキャパシティを増強する施策や“プラチナバンド” 700MHz帯での商用サービス開始について記者説明会を開催した。

楽天モバイル 代表取締役会長 三木谷 浩史氏

楽天モバイルの基地局の設置や利用者の獲得はゼロからスタートしたが、約50カ月が経過した中、地道な努力により、6月16日に回線契約700万を突破した。加入者数の増加は加速しており、1,000万回線までさらにスピードを高めていきたいとした。

楽天モバイル 代表取締役会長 三木谷 浩史氏は「楽天カードも日本の中で圧倒的な№1カードでございます。こちらが3,000万枚を上回っていますが、楽天カードのビジネスを始めたときからの比較からすると、楽天モバイルは1.8倍のスピードで進んでおり、できるだけ早いタイミングで1,000万回線に到達したいと思っております」と話す。

通信品質向上に向けて、5GのSub6(3.7GHz帯)の基地局は1.7万局を突破。2024年内に、関東地方のエリアを最大1.6倍まで順次拡大するという。また、東海地方で約1.7倍、近畿地方で約1.1倍のエリア拡大済みだ。さらに、ソフトウェア・アップグレードで継続的に通信品質を向上させている。例えば、東京都内では従来と比較して、5G接続におけるセル当たりのトラヒックが約2.3倍、ユーザー数が約1.5倍、平均通信速度が約2倍に向上した。

また、2023年4月に世界初 となる衛星と市販スマホの直接通信試験による音声通話に成功するなど、AST SpaceMobileとのプロジェクトも順調に進捗しているそうだ。2024年5月にハワイで衛星通信によるビデオ通話を実施した。

6月27日からは、総務省より認定を受けた「プラチナバンド」とも呼ばれる700MHz帯において商用サービスを開始した。プラチナバンドの効率的な展開として、デュアルバンド対応アンテナにプラチナバンド(700MHz帯)および1.7GHz帯対応無線機を併設する。また、 楽天シンフォニーの仮想化技術により仮想化・Open RANに対応するという。これにより、設置のリードタイムを短縮し、コスト効率よく基地局を展開できるとした。4月30日には試験電波を発射済で、このほど商用サービスを開始。まずは主要都市部から順次エリアを拡大していく予定だ。

なお、同商用サービス開始を記念した「プラチナバンド始動&700万回線突破記念」キャンペーンを実施。同キャンペーンでは、楽天モバイル公式Xアカウントをフォローしキャンペーン投稿をリポストした人を対象に、抽選で77名に7,777ポイントをプレゼントするという。

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